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ドイツ国際平和村より 平穏なきアフガニスタン

ドイツ国際平和村より、アフガニスタンの状況についてとても興味深い情報が届きましたので皆さんにも読んでいただこうと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

第60回アフガニスタンへの援助飛行終了、しかしドイツ国際平和村スタッフはアフガニスタンの状況を悲観的に見ています。

「大部分のアフガニスタン国民にとって状況はさらにひどくなっています。」

と、第60回目となるアフガニスタンへの援助を終え、スタッフは現地の様子をこう表現しました。

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(写真提供:ドイツ国際平和村・アフガニスタンカブールの今)

2月19日(金)、アフガニスタンから85人の子どもたちが平和村スタッフたちとフランクフルトに到着しました。

現地入りしていたスタッフは、カブールで緊急に必要なものが不足していることを目の辺りにしました。包帯やガーゼがないので、傷口はビニールや紙で覆われています。

アフガニスタンの医師・マル―フ氏は、
「カブールにある最良な病院でさえも手術を断らないといけない状態である。」と伝えています。

それは、必需品が不足していることと、手に入るものは、物価が高騰していて購入できないことが理由です。各国からこの国に入ってくる資金や援助物資がどこに行ってしまっているのか、多くのアフガニスタンの人々は不思議に感じています。
ドイツ国際平和村が今回送った4トン弱の援助物資は、直接現地パートナー団体の建物に運ばれました。そして分配は赤月社のスタッフが担います。

半年前に行ったアフガニスタンへの援助の際と比べても、一般の人々への医療インフラはさらにひどくなりました。

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(写真提供:ドイツ国際平和村・㊨アフガニスタンの医師マルーフ氏が子どもを診察中)

「レントゲン検査は約200アメリカドルかかりますが、月額給与の平均額が60アメリカドルのアフガニスタンで、誰が支払いできるでしょうか。」 

「私たちは多くの新しく建築された豪華な建物を見ました。今まで以上にです。しかし、この建物があっても大部分のアフガニスタン国民には意味をなしません。人々は、今までと変わらず将来の見通しがつきません。」

人々は生活が苦しい上に、それらの豪華なものの存在、そしてお金があれば手に入るものの存在を、目にしなければならないのです。それによって人々は、さらに不穏な空気を抱えることになります。この国にたくさんの外国人が入っていることによって、アフガニスタンが平穏にはならないのです。このようにマル―フ医師もとらえています。
さらに悪化しているのは汚職です。そして、閣僚のポストに担当者がいないため、権力が空白化しているようです。人々の希望が失われています。多くのアフガニスタンの人々の生活を改善するには今すぐに教育や医療の分野に資金が投資されなければなりません。
しかしながら、様々な困難や逆境の中、一般家庭ではどうにかして日常生活に対処しています。ドイツ国際平和村のスタッフは確信を持って言います。「アフガニスタンの人々は生きる達人です」

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(写真提供:ドイツ国際平和村・カブールの空港にて。治療の必要な男の子が航空機に運ばれています。写真:ウリ・プロイス)


ポジティブな報告もあります。以前ドイツ国際平和村を通してドイツで治療を受けていた子どもが、甥っ子を連れて赤月社のオフィスに面会にやってきました。アハマッドシャー(彼もドイツ国際平和村が受け入れていた子どもです)が結婚しました。彼の夫人はシャフィカで彼女も平和村にいました。「前回会ったとき、彼は一生独身かもと不安げでしたが、素敵な奥さんが見つかりました。」とドイツ国際平和村のスタッフはこの新婚夫婦の誕生を喜びました。

第60回目の援助も無事に終えることができました。
「治療を終えて帰国した59人の子どもたちは皆、家族との再会を果たしました。赤月社のスタッフと在カブールドイツ大使館からの協力は大変心強いものでした。」 この援助飛行では、さらにサフィ・エアウェイズの乗務員、フランクフルト空港のスタッフの協力もありました。空港で待機していた、ゾーリンゲン、レーバークーゼン、レムシャイドのドイツ赤十字、ミルテンベルグ、ズードフランケン、アンスバッハのバイエルン赤十字のボランティア救急車がアフガニスタンから到着した子どもたちを協力病院へ連れて行きました。

第60回目アフガニスタン援助も多くの方々の支援によって終えることができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

2010年2月24日
FRIEDENSDORF INTERNATIONAL
ドイツ国際平和村

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私がボランティアをしていた6年前も、故ロナルド・ゲーゲンフルトナー元ドイツ国際平和村代表が
「僕は年に2回アフガニスタンに行っているが、その度にアフガニスタンの状況はひどくなっている。」
と話していたことを思い出します。

ドイツ国際平和村の様な団体が必要なくなる事が、元代表の夢であり、それは多くの人々の願いでもあります。

一日も早くその時が来ますように。

  1. 2010/02/25(木) 23:20:14|
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