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これは2002年5月、最初のドイツ滞在の時のことだ。
ドイツ人は、朝食と夕食の時ほとんどの人がパンを食す。
私の、ステイ先の人も同じ。
日本と違ってドイツは無塩バターが主流。
そして、乳製品は日本と違って安い。
だから、使用頻度も高くなる。
その結果、超大きな人が増えてしまう。
それは、どうでも良い。<---人のこと言えないから
種類もいろいろある。
どれがおいしいか、いろいろ試したくなる。
毎回違うバターを購入してしまう。
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この時も、当然前回と違うものを購入。
青が鮮やかな包みのやつ。
購入したのは、4月の下旬だと思う。
そして、5月に入りその新しい青の包みのバターをステイ先のドイツ人♂が開けた。
そして、なにやらその青い包みを見ている。
カーネーションのような花が描かれている。
そして、彼が言った。
「くそっ!母の日忘れちゃってたよ!5日だったよ。」と、
その時私は、「母の日」のことなどすっかり忘れていました。

「へぇ~5月5日はドイツでは母の日なんだぁ。日本ではこどもの日だよ。それで日本の母の日は、毎年五月の第二日曜日だよ。だから、今年は日本にあわせて母の日のプレゼントすれば?」
と、私はその時に言いました。
それから約1週間後の五月の第二日曜日。
彼は、お昼過ぎに新聞を見てその日が母の日だということに気付きました。
「
なんなんだぁ!!あのバター会社に訴えてやる!!!!!!嘘を書きやがって!」
と、そのドイツ人は私が第二日曜日の日本の母の日にあわせてプレゼントをする案を出したときは、
「いいや。もう過ぎちゃったから。また来年で。」
と言ったのに、この切れようはすごかった。
で、いそいでキッチンのゴミ箱(すでに捨てられていた)からバターの包み紙を拾い見ている。
「やっぱり、ここに書いてあるじゃないか!5月5日は母の日って!!!」
と怒りまくる。
私は、他人事なのでとても冷静。
なので、ドイツ人がまた投げ捨てた包み紙を拾い見てみた。
すると、そこにはドイツ語初心者でも読める単語が書いてありました。
”Buttertag"
日本語に訳すと”バターの日”と書いてあったのです。
母の日Muttertagと、
バターの日Buttertagを間違えてしまっていたのでした。
まぁ、これに関しては、バターメーカーもメーカーだと思います。カーネーションのモチーフを一緒に飾ったのですから。
なにはともあれ、私はこの一件は、
母の日は、世界的に5月の第二日曜日だと言うこと、
父の日は、各国ごとに異なること。
そして、
ButterとMutterの綴りがしっかりと覚えられたという、私にとって、このことはとっても身になる出来事になりました。
- 2007/04/13(金) 02:06:57|
- ・こ・と・ばの失敗
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