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ドイツ国際平和村より 平穏なきアフガニスタン

ドイツ国際平和村より、アフガニスタンの状況についてとても興味深い情報が届きましたので皆さんにも読んでいただこうと思います。

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第60回アフガニスタンへの援助飛行終了、しかしドイツ国際平和村スタッフはアフガニスタンの状況を悲観的に見ています。

「大部分のアフガニスタン国民にとって状況はさらにひどくなっています。」

と、第60回目となるアフガニスタンへの援助を終え、スタッフは現地の様子をこう表現しました。

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(写真提供:ドイツ国際平和村・アフガニスタンカブールの今)

2月19日(金)、アフガニスタンから85人の子どもたちが平和村スタッフたちとフランクフルトに到着しました。

現地入りしていたスタッフは、カブールで緊急に必要なものが不足していることを目の辺りにしました。包帯やガーゼがないので、傷口はビニールや紙で覆われています。

アフガニスタンの医師・マル―フ氏は、
「カブールにある最良な病院でさえも手術を断らないといけない状態である。」と伝えています。

それは、必需品が不足していることと、手に入るものは、物価が高騰していて購入できないことが理由です。各国からこの国に入ってくる資金や援助物資がどこに行ってしまっているのか、多くのアフガニスタンの人々は不思議に感じています。
ドイツ国際平和村が今回送った4トン弱の援助物資は、直接現地パートナー団体の建物に運ばれました。そして分配は赤月社のスタッフが担います。

半年前に行ったアフガニスタンへの援助の際と比べても、一般の人々への医療インフラはさらにひどくなりました。

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(写真提供:ドイツ国際平和村・㊨アフガニスタンの医師マルーフ氏が子どもを診察中)

「レントゲン検査は約200アメリカドルかかりますが、月額給与の平均額が60アメリカドルのアフガニスタンで、誰が支払いできるでしょうか。」 

「私たちは多くの新しく建築された豪華な建物を見ました。今まで以上にです。しかし、この建物があっても大部分のアフガニスタン国民には意味をなしません。人々は、今までと変わらず将来の見通しがつきません。」

人々は生活が苦しい上に、それらの豪華なものの存在、そしてお金があれば手に入るものの存在を、目にしなければならないのです。それによって人々は、さらに不穏な空気を抱えることになります。この国にたくさんの外国人が入っていることによって、アフガニスタンが平穏にはならないのです。このようにマル―フ医師もとらえています。
さらに悪化しているのは汚職です。そして、閣僚のポストに担当者がいないため、権力が空白化しているようです。人々の希望が失われています。多くのアフガニスタンの人々の生活を改善するには今すぐに教育や医療の分野に資金が投資されなければなりません。
しかしながら、様々な困難や逆境の中、一般家庭ではどうにかして日常生活に対処しています。ドイツ国際平和村のスタッフは確信を持って言います。「アフガニスタンの人々は生きる達人です」

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(写真提供:ドイツ国際平和村・カブールの空港にて。治療の必要な男の子が航空機に運ばれています。写真:ウリ・プロイス)


ポジティブな報告もあります。以前ドイツ国際平和村を通してドイツで治療を受けていた子どもが、甥っ子を連れて赤月社のオフィスに面会にやってきました。アハマッドシャー(彼もドイツ国際平和村が受け入れていた子どもです)が結婚しました。彼の夫人はシャフィカで彼女も平和村にいました。「前回会ったとき、彼は一生独身かもと不安げでしたが、素敵な奥さんが見つかりました。」とドイツ国際平和村のスタッフはこの新婚夫婦の誕生を喜びました。

第60回目の援助も無事に終えることができました。
「治療を終えて帰国した59人の子どもたちは皆、家族との再会を果たしました。赤月社のスタッフと在カブールドイツ大使館からの協力は大変心強いものでした。」 この援助飛行では、さらにサフィ・エアウェイズの乗務員、フランクフルト空港のスタッフの協力もありました。空港で待機していた、ゾーリンゲン、レーバークーゼン、レムシャイドのドイツ赤十字、ミルテンベルグ、ズードフランケン、アンスバッハのバイエルン赤十字のボランティア救急車がアフガニスタンから到着した子どもたちを協力病院へ連れて行きました。

第60回目アフガニスタン援助も多くの方々の支援によって終えることができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

2010年2月24日
FRIEDENSDORF INTERNATIONAL
ドイツ国際平和村

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私がボランティアをしていた6年前も、故ロナルド・ゲーゲンフルトナー元ドイツ国際平和村代表が
「僕は年に2回アフガニスタンに行っているが、その度にアフガニスタンの状況はひどくなっている。」
と話していたことを思い出します。

ドイツ国際平和村の様な団体が必要なくなる事が、元代表の夢であり、それは多くの人々の願いでもあります。

一日も早くその時が来ますように。

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  1. 2010/02/25(木) 23:20:14|
  2. ドイツ国際平和村
  3. | コメント:10

ドイツ国際平和村 第60回アフガニスタンへの援助

先日、ドイツ国際平和村ではアフガニスタンとその周辺諸国の元気になった子どもたちが帰国し、新しい子どもたちがドイツへやってきました。

その時の様子をドイツ国際平和村日本人スタッフより預かりました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2月15日(月)、アフガニスタンから来ていた子どもたち59人が、オーバーハウゼン市の平和村施設を出発し、フランクフルト空港へ向かいました。
目的地はアフガニスタンの首都カブールです。

02.16 -AFG 60 Abfahrt Dorf 02

(写真提供:ドイツ国際平和村・平和村施設からスタッフに見送られ空港へ向かうバスへ乗り込む子どもたち)

この子どもたちは、数ヶ月以上に渡る治療を協力病院で受けたあと、平和村の施設でリハビリを受け、今回帰国することができました。

現地アフガニスタンでは、子どもたちの帰国を待ち焦がれていた家族との再会を果たすことができました。

3週間前から現地入りして、この援助飛行の準備していたドイツ国際平和村のスタッフも、この子どもたちの帰国を待っていました。

02.16 -AFG 60 Abfahrt Dorf 01

(写真提供:ドイツ国際平和村・フランクフルト空港へ向かうバスの中で)



そして2月19日(金)、この平和村スタッフとともに85人の病気やけがを抱えた子どもたち85人がアフガニスタンからドイツに到着しました。

この子どもたちを乗せたサフィエアウェイズの航空機はカブールを出発し、予定通り19日(金)午後2時30分にフランクフルト空港に到着しました。

空港では、多くのスタッフやボランティアスタッフが待機していて、多くの子どもたちが待機していた救急車によって空港から直接病院へ搬送されました。
協力病院では治療が無償で行われます。

この協力病院の支援があるおかげで、ドイツ国際平和村の援助活動を続けていくことができます。
専門医師による治療を受ける前に明確な診断が必要な子どもたちは、ドイツ国際平和村の施設に移動しました。


アフガニスタンからの子どもたちだけでなく、
既に2月18日(木)にはウズベキスタンからの子どもたち5人がフランクフルト空港に到着しました。
20日(土)には、グルジアからの子どもたち14人とタジキスタンからの子どもたち23人が到着しました。
子どもたちにはそれぞれの国のパートナー団体のスタッフが付き添います。

2010年2月22日
FRIEDENSDORF INTERNATIONAL
ドイツ国際平和村

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今回の援助飛行も飛行機がチャーターできずに平和村の施設に一番近いデュッセルドルフ空港からではなく、200km離れたフランクフルト空港からの路線便を利用しました。

怪我や病気の子どもたちにとって、長時間の飛行後の2時間以上のバスへの移動は体に響きます。
子どもたちによっては飛行機に乗る前も何日もかけて、地方からカブールにやってきます。
私たちの生活では、車や電車、バスがあるのは当たり前ですが彼らの生活の中では当たり前ではありません。
数百キロも離れたところから何日もかけて手作りの一輪車のようなもので現地の平和村施設まで運び込まれる子もいます。
健康な大人でさえも何日もの移動は体に応えます、それが怪我や病気の子どもたちならなおさらです。

また路線便の利用では、飛行機に積載出来る援助物資も少なくなります。

いくつかの航空会社がチャーター機の見積もりを出してくれるそうですが、その料金がとても高くチャーターが出来ない状況です。


一番良いのは、世界中から紛争や戦争が無くなりこういった援助が必要なくなれば良いことですが、現在の状況ではまだ先が見えません。

ただ今年に入り、ドイツのヴェスターヴェレ外相は、アフガニスタンに派遣しているドイツ部隊を2011年から撤退させる意向を表明したり、オランダも年内にはアフガニスタン南部に駐留中の陸上部隊を撤退するとか、オバマ大統領も2011年に撤退を開始する条件づくりをしようとしているらしい。。。それらが実行されれば、誤爆などで被害に遭う人もいなくなるだろう。

いつか紛争地域が終息し、平和への復興作業が進み彼らが母国で治療が出来るようになるまで、ドイツ国際平和村の援助が続きます。
それには皆さんのご協力が必要です。

寄付金口座:
三菱東京UFJ銀行
本店 普通口座
口座番号:0152887
口座名:ドイツ平和村
またはAktion Friedensdorf e.V.



それから、3月7日(日)11:00~16:00 
アンティークレコード盤、ミニカー、レゴなどの骨董市がドイツ国際平和村の施設で開催されます。
また11時より日本語によるドイツ国際平和村活動紹介・施設案内も予定しています。
ご参加ご希望の方はご連絡ください。詳しいアクセス方法をご連絡します。
お問い合わせはjapanpeace@friedensdorf.deまでお寄せください。



  1. 2010/02/24(水) 04:25:14|
  2. ドイツ国際平和村
  3. | コメント:0
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